姫の髪を切った

姫の髪をカットした。伸びるのが早いのでこまめにカットしなければ放って置かれた子供っぽくなってしまう。いつまで親に切らせてくれるのだろうかと思いながらご注文のカットにする。両脇は長く一房のこし後はショートカット。長く残した一束を耳に掛けるとなんていうこともない普通のショートカットになるがはずすとカールして頬にかかる。ささやかなおしゃれ。今、彼女は夢中になってフレッドアステイアの古いミュージカルを見ている。あんなに分かりやすくてくすぐりどころがはっきりしているものを良くもまあ飽きもせずに眺めているものだと感心。昔の映画の素直なつくりに改めて関心。「映画は娯楽」に徹している。残酷なシーンもなければ際どい性の描写もない。ただ笑って安心してみていられる。古き良き時代ってコレか。見終わって「数学やらねば。明日試験」ってあんた・・・・