姫が相変わらずの体調不良で中学まで送っていった。戻って駐車場に車を置いてふと見ると遠く去って行く喪服の後ろ姿は恐らく親分だろう。また誰か関わった人が亡くなったのだ。今日一日悲しむものと共に在って穏やかさを生きることが出来ますようにと祈る。彼もまた、思うことの多い一日になるのだろうな。うららかな日和だ。今日は旅立ちにはもってこいの朝だ。御霊の安からんことを希う。残された御家族もまた安らかでありますように。