晩御飯

親分にお迎えを頼んだ。やってきた車の中に大将・姫が乗っていた。何のことはない。晩御飯を帰り道で食べてゆくために乗っけてきたらしい。どこと言う当てもないので御鮨。帰り道で親分は明日着る服をクリーニング屋から引き取ってないことに気がついて慌てて駆け付ける。すでに閉店しているにもかかわらず裏に回って自宅をノックして店を開けさせてしまった。余りに手馴れているので『こいつ、毎度コレをやっているな』と私はにらんだ。