私たちはめげない

 きっと少ししゅんとしても私たちはまた前を向いて元気に生きてゆく。あの子が居た日のようにけなげに精一杯心を込めてまっとうに生きてゆく。それがあの子の誇りだったから。あの子が『グッジョブ!』と右手のこぶしを振り上げて親指を突き出してくれるようにね。いま少し泣いてからね。