やっとやっと

クリスマスカード書いています。今年は親分の入院やら通院やらあってまるっきり時間が取れなくなっておまけに遺族サポートの仕事が増えて全くといっていいほど時間がなくなった。やっと時間を見つけて書いている。カードは用意してあったので書いては投函を繰り返している。もう只管心を込めてメッセージを書く。 
 哀しい結末になったら今頃引越しして大騒ぎだったろうと思う。親分がなくなっていたら社宅を明け渡さなければならない。此処にこうしていられるのも彼が生きてまた職場復帰してくれたからです。有難う。
 こんなことを書くとなんて女房だと思われるだろうが、職場は厳しい。勤務していた本人が亡くなったら、即後任が決まり、前任者は出てゆかねばならない。当たり前のことだ。幾度もその光景を見てきたのに、いざ自分がその立場になるときっと私は何も考えられなくなるだろうと思った。あの方たちの困難を今更ながら思い返している。大変だっただろうな。持ち家がなければ行くところがないんだ、家を何とかしておかねばとその時真剣に考えた。