無事に終わりました

出かける前に親分は足の壊死部分を切開し、除去してもらいました。筋肉が見えているのでその穴にふたをして液漏れがするのでフィルムを貼ってもらいました。もれているのは漿液なので不安がらないでと言われましたが、二日目にパンクしてしまい、生理用ナプキンで応急処置をしました。あれは内側が滅菌されているのでとっさのときの傷のパットには有効です.GSやっていて良かったと思いました。一式、大き目の滅菌ガーゼ、大き目の傷用のバンドエイド、サージカルテープなどもって行ってよかったです。往復は自動車道を行きました。二時間半で到着するのでガソリンと高速料金がかかるけどこちらを採用。
 盛岡、秋田は全くのボランテイアで参加費交通費その他一切自費です。それでも奉仕者として参加するたびに私達は大きな喜びと気付きをいただきます。不思議なことだと毎回思います。ボランテイアと言う行為のもたらすものが自己満足だとよく攻撃されますが本来は自ら進んでと言う意味の言葉です。私達は自分達から進んで出かけていくのですからコレは理にかなったことです。頼まれ報酬をいただくことならば他の方にお願いしますとお断りできるのですが自ら進んでやることはお断りする相手が居ません。呼びかけられた神様にお断りしようと思うと、本当に出来ないのかなと自ら問いかけて、やってみようかと思う方向に気持ちが動きます。不思議なものです。
そしてやりおおせたとき、やらなければ出会わなかったであろう「少し変えられたかな」と思う自分と出会います。自分の器を変えてゆくことは痛みが無ければ無理なことです。私達ボランテイア自身が、もっとも深く練達と修練の機会をいただいているのかもしれません。今回病む夫を気遣いながらそばに寄り添ってなおかつ全体のファシリテートもしながら思ったことでした。