深夜戻りました

昨夜高速は雨でした。連日の寝不足でもうパーキングエリアごとに入って一瞬の仮眠を取りながらの帰宅でした。家に帰りついただけで万歳と言う気分でしたよ.怖かったなあ.雨で路面が濡れているし自分が眠いだけでなく周りの車も眠いだろうなどと思うと余計に怖かった。親分は帰り道の運転を考えてミサの中でカリスに口をつけただけで頂かなかった。ハンドルに触るものは例えミサであってもアルコールを摂取してはいけない。わたしはそれで正しいと思う。いかに宗教的必要性があっても社会の中で守らねばならない事がある。
　以前ある神父様がミサの中でご自分が飲まなければならないカリスを自分の代わりににシスターに飲んでいただいているのを何度も見た。この方は飲酒運転が騒がれる２０年以上前からミサの中でさえアルコールを頂かなかった。この場面は私たちに宗教教義の正当性と、社会の一員として生きてゆくことの責任のありかたをはっきりとした形で見せてくれた。始めは何故この神父様はカリスを干されないのかと思ったが、その後ミサが終わったらすぐ運転して他の教会に行かなければならないから例えわずかなぶどう酒でも飲むわけには行かないのだと分かった。こども達はその姿を見て育った。今思えばありがたいことであったと思う。