お昼は

博多ラーメンを食べに行った。カロリーは無視してコッテリ三昧。美味しいんだけどカロリーどれ位有るんだろうかと思う。夜御飯で調節しようと思うその後家に帰って暫く原稿を書いて夕方のミサに元寺小路教会に行く。相変わらず難解なお説教にうめいてしまう。教会で先日、本を出版した方と会った。『買ってよ」といわれて『はい』と答えた。中々重たい本で読むのに勇気が居る。カトリック新聞に古い友人のT司祭の記事が載っていた。スイスから来ている宣教師で最早宣教会の存続そのものが危ういらしい。平均年齢が70歳を超えてしまい後を支える若い人が居ないそうだ。ヨーロッパでもカトリックは老化が進んでいる。若い人を何時の間にか締め出してしまったのか、魅力がなくなったのか、いやそうやって2000年も続いてきたんだからとも思う。でもこのままでは何時か文化遺産になってしまうかもしれないな。それでも真理は変わらないのだろうが。人の心に届かないのは何故なんだろうかと思う。届ける人が居なくなったのか、求める人が居なくなったのか、届けられるべきものが枯渇したのか。
 オウムや統一教会や某新興教団の被害者の方々の話を聞くと、それでも尚其処に引かれてゆく人々の多さと、奪われてゆくものの大きさを考えてしまう。教会は、つまり私たちクリスチャンはもっとやらねばならないことがあるのではないだろうかと、また思ってしまう。これ以上何もするなと自分に命じながら、気が付いたものがしなさいとも思う。ジレンマ。