物凄い疲労感

もう駄目だと思って寝た。お布団敷くと起きられないから床にごろ寝をした。ショックな事があった。現場で介護援助記録を見ていたら布団に幼虫が発生して寝具を一回では洗濯できず、洗濯機に二回目の分が引き継ぎ事項として残されていると書いてあった。私とは業務が違うので直接その件に関して介入は出来ないが、絶句・・・
 強力な消毒も殺菌も殺虫も出来る布団乾燥機を購入する事になっていたのに、『贅沢だ」と別居している親族が異議申し立てをして却下になってしまったいきさつがあった。
本人の年金を細々と蓄財して作った貯金で必要なものを何故買う事が出来ないのか。障害者だから何もかも我慢してひっそりと遠慮して生きていなければなら無いなんて変ではないか。命は皆平等に尊い筈だ。生きる権利は皆同じに持っているはずだ。
だけど振り上げた拳をソット下ろして「今、私に出来ることを探す」
パニックになって打ちひしがれて『虫が虫が』と訴える彼女を抱きしめた。暖かかった。
 来週は時間を2単位とってゆっくりとカウンせリングしよう。報告書には彼女の現状を細かく書いた。ケアマネがコレを読んで、ソーシャルワーカーと親族の説得方法を考えてくれる事を祈りつつ。帰ってきたらへとへとだった。
 悲しくて悲しくて涙がこぼれてくる。人間が人間らしく生きる最低のラインをどうしたら引き上げられるのだろうか。