離任式

師匠が持っていた相談室が閉鎖された。仙台市教育委員会が予算の関係で中学校の相談室を閉鎖して、小学校にボランテイア相談員を配置する事にしたため。中学生が一番相談員を必要としているのに何を考えているのか。唖然としてしまった。
　最早市議会も通過し決定された事なので何を言ってもどうにもならないが、この先子どもたちがどうなってゆくのか暗澹たる思いがする。一番ショックを受けたのはいきなり閉鎖を知らされた父兄だったそうな。子供を守ってくれる、親の気持ちを受け止めてくれる場所が一つなくなったことは大きい。仙台市は馬鹿な事をしていると心底私は怒っている。
ワズカな予算を削って大切なものを犠牲にして、失ってしまうものの大きさに行政は何時気が付くのだろうか。取り返しのつかないおそろしさを感じている。