あわび

さて如何致すか、考えるまま一晩過ぎてしまった。今日何とか料理する。親分は今日は仕事で明日の夜まで帰ってこない。師匠は明後日から大学の試験が始まる。彼女は3年次編入なのでこの大学の試験は始めて。最短時間で次へ進むつもりらしく、そんなに詰め込んで大丈夫かねと思うが、本人は結構楽しんでいる。学ぶ事を自分の専門分野に限らず一般総合分野までひろげて楽しんでいる。見ていていいなあと思う。
 楽しむ事は才能だとも思う。どんな境遇でもそこに喜びを見つける人が居るが、そんな人の中にある宇宙観を私も持ちたい。たった一度の人生なのだからこの場所でこの状況で自分を賭けてゆく。凄みがあるよ。