やっと少しの晴れ間

 かなり寒いと思いながら、やっと少しの晴れ間を利用して畑に行った。きゅうりが大きくなっていた。ところが気温が低くて日が照らず雨だったので、皮の下の実が水気たっぷりで、種も未熟でまだ形にもなっていない。白い核さえない。おいしい。皮を剥いてビーフコンソメで炊いた。干し椎茸ををたっぷりと鷹の爪を入れてことことと煮込んで片栗粉でとろみをつけた。夕顔のあんかけのようでおいしい。これは畑で大きくなったものを採ってすぐ料理するから、いやなアクや臭さが出ないし、癖も無くておいしいのだと思う。若いきゅうりの青臭いものにおいしい味噌をつけてぽりぽり食べるのもおいしいが、大きく育てたのを少し濃い目のブイヨンスープで煮込んだものもおいしい。