終ったよ

子供の引越しに親が行くなんて、なんと過保護なといわれるだろうな。これには、わけがあるの。とにかく安く上げたかった。部屋の掃除もハウスクリーニングを入れると、10万は取られてしまう。勿論敷金は戻らない。荷物も、社宅にはもうこれ以上ものを置く場所はない。そこでまた倉庫にスペースを借りた。当座必要なものだけワゴン車につんで運ぶことにする。宅急便で別便という手も考えたが、ハウスクリーニングとあわせると、私たちと大将が行くのが一番安上がりという事になった。大将は清掃会社でアルバイトをしたことがあるのでお掃除に関してはプロである。私も、訓練を受けたことがある。というわけで最強の三人が行く事になった。
結果は、勿論『勝ちました」何にって?ゴミと汚れとモロモロに。入居の時に親分がいちいちポイントを写真にとって置いたので、それをもとに、汚れを落としていった結果、入居する時よりハルカに綺麗になったというわけです。
 業者に『掃除代金をお支払いしなければなりませんね』と言われました。勿論そんな事はありえないのですが、私達が、まっとうな仕事をしたというわけです。ああ、クリスマスダッタノニ・・・
*クリスマス
というわけでせめても、イブのミサにはちゃんと出たし、しっかりとキャロリングをしたし、何とか生きて来れた事を、この悲しみの中でも、人間らしく生きられたことを神様に、感謝しました。留守番の子供達も、蛙ちゃんが車で4時間半かけてぶっ飛んできて
カテドラルの深夜ミサに出たようです。みんなでクッキーを焼いたり、ケーキを作ったりクリスマスらしくお祝いして過ごしたようです。私たちと行き違いに彼女はまた4時間半掛けて、車でトコトコかえって行きました。いつもたどり着いている時間なのに連絡がないので電話をかけてみたら、マンションの駐車場で眠り込んでいたようです。よほど疲れたのでしょうね。凍えて死んでしまうところでしたよ。冬眠は本物だけにしてください。