2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

雪が降っている

今日は深々と冷える。雪が空間に満ちている。なんてすごい圧倒的な静寂。自然を感じるのはこんなときだ。私もまたこの一部にしか過ぎない。いや、この一部のほんのささやかな部分であっても私もまた存在しているのだ。私があってこの空間は完成する。なんと…

胸にしみこむ詩

本屋に行って本を手当たり次第に買い込んだ。その中の一冊だましてください言葉やさしく作者: 永瀬清子出版社/メーカー: 童話屋発売日: 2008/05メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る泣けた。なんとすがすがしく強い人だろう。こ…

また雪

朝、目が覚めたら真っ白。今日はこれから仕事なのにな。バイパスはすべったら怖いな。街中を移動しようかな。ぼんやり考える。冬の朝はエンジンをかける前にまず車の雪を取り除かなければ走れない。なんとまあ大変な作業だろうか。凍り付いているものを静か…

今日は亡き父を思って一日過ごそう

私にとって父は形としての縁は薄い人だった。それだからこそいつも心の中に「あの人ならどう考えるのだろうか。私のこの感じ方はあの人のものだろうか」と、思い続けてきた。父の死を知ったのは大学で講義を受けているときだった。とうとう何もぶつかりあう…

引退

これを書いていたら。奇しくも古い友人から電話があった。十歳年上の方だから本当に引退ということらしい。教会を長いこと導いてこられたプロテスタントの方。私の友人はその夫人だ。面白いもので牧師の仕事は彼個人の働きだけではなく、夫人の働きもとても…

あれだけ降っていたのに

もう雪は無い。街はすっぽりと冷蔵庫に入っているようだ。二次試験の倍率が出た。国公立は今年は厳しいな。考えてみればうちだってその中でもがいているわけで、うちで考えることはよそも考えるってば。まあ・・・頑張れ・・がんばれ・・・ 昨日一日会議を続…

やっと一日が終わった

シンデレラにならずに済んだ。駅前で銀だこを2パック買って、夜食にした。姫の塾終了時間に間に合って駅から一緒に車で拾ってもらって帰る。彼らは夕食を食べていたが、私はもうくたびれすぎて、たこ焼きを5粒食べるので精一杯。 家に帰って、たこ焼きでウ…

むせ返るような

花の香りに包まれて、ここだけはもう春だ。車を運転して戻ってきて、花の香りに包まれると、ほっと緊張が解ける。この季節、運転することは重労働だと感じる。 二月の雪は、はかなくなんか無い。しっかりと降り、凍る。まるで冬が仕事をしているような気迫が…

南房総の風

kちゃんから一抱えもある花の束が届いた。うれしかった。いつも私が辛いとき、何くれと無く優しい心遣いをしてくれる。何も言わず、送ったよ とメールが来て、だからなんだということが無い。押し付けがましくなく優しさを人に手渡すことができるのは才能だ…

滅びてゆく

家族が変化して行くのは当たり前なのだけれど、それが形骸化して、やがて崩壊してゆく。普段は考えないようにしているけれど、これは起こるべくして起こること、当然なのかもしれない。 自分の前の世代のことは何とか分かる。その前の世代のことはおぼろげに…

街は凍っている

今日は朝早く出勤しなければならなかった。車を置けない訪問先なのでいつもは電動式の自転車で行く。車道だけの隋道を、人も車も自転車もみな通る。こんな路面では危険極まりないので今日は徒歩で行く。正解だった。車以外は相互通行なので対向自転車が来る…

志願状況

ネットで志願状況が調べられる。私学の入学金を納めるべきか、そのまま捨てるべきか、迷う。たかが28万円だけれど、国公立の入学金と同額。滑り止めだからと担任からは、必ず入金するようにといわれた。確かにこの金額を納めれば浪人しなくてもよい。たか…

仕事を終わって

事務局から一歩出て呆然とした。雪・・・一面の雪。駐車場の車がすっぽりと雪に包まれてどれが自分の車なのか分からなくなっていた。雪を手で払ってとりあえず車を出す。緩やかな丘陵地帯を抜けるのでカーブと長いアップダウンがある。怖かった。自分だけで…