親分は運動会にご招待

カラーで夏空

私は体調も今のところ安定しつつあり、順調に回復と思いたいのですが、時々激痛が走ることがあり、おっかなびっくりの状態です。それでも何とか今週も過ぎていきます。うれしい限りであります。人はそれぞれの人生を、それぞれの選択の中に生きていくけれど、明日の自分がどうなっているのかは予測できない。予測できないということを、あたかも何もないということにして計画を立て、予定を組み生きていく。そこには不安も、疑問もない。当たり前のこととして生きているから、やっていけるのだとも思う。生き物はあたかも終わりのないものであるかのように、しかし確実に終わりのあることを身に帯びて生きている。
 死がほんの少しベールを持ち上げてその姿を見せてくれた時に、人は改めてかぎりのあることであったといしきする。宗教観とは、その意識を可能な限り持ちつつあたかもそのことがなかったかのように生きる生き方を思う事であろう。