ドアの取っ手を取り換えた

大寒の午後

ノブがとても小さくて、回しにくい取っ手だった。親指の関節を壊している私はひどいときは取っ手を回せなくて扉を開けることができないこともあった。それをハンドル式に治す工事をした。障碍者仕様に変えてもらったわけで、今度からはドアを開けることがつらくないと思う。些細なことだし、支障のない人には必要のないことだけれど、握る力のない人にとっては自分の家に自力で入ることができないという大きな困難になっていた。こんなことも自分が壊れてみなければわからないことなのだった。