今日は自死遺族支援の日

 この悪天候であっても私たちは休まない。たとえ誰も来なくても場所だけは開けておく。待っている人、待っている場所があるだけで慰められる人がいる。そう思うと施設が借りられる限り同じ施設で、借りられなければ近隣の施設を借りて活動を休まない。
街は年末の慌ただしさと、趣向を凝らしたイルミネーションやクリスマスツリーで輝いている。その中を歩いてくるのはさぞやしんどいだろうなと思う。自分だけがこんなに重く悼む気持ちを抱えているのに、周りの人たちはなんて幸せそうに見えるのだろうかと、気持ちがひりひりするだろうな。何も言わなくてもいいから、ここでホッと温かいお茶を誰かと一緒に飲もうよ。誰かがあなたのそばに座って同じ風景を見ているだけでちょっと荷卸しができるかもしれないね。