あと2日

青葉山の雑木林

:受験まであと2日
 気持ちは急くけれど、ぼんやりとした眠気がとれない。風邪を引いてしまったらしくいまいちはっきりしない。取り敢えず風邪薬を飲んで、気休めだよなあと思う。一年頑張っていま結果を出さなければ無駄になってしまうと思うのだけれど、この体たらく。仕事をしながらモチベーションを保ってゆくのはなかなかきついものがある。親分は今日はお通夜、明日は葬儀ミサ。毎月毎月この仕事がなかった月がない。だいぶ手順はわかって流れがつかめるようになったようだけれど、ひとりひとりの抱えている事情は異なる。今回は突然死だっただけに遺族に死の受け入れの準備も覚悟もない。酷いなあと思いつつ、最善のその人らしい旅立ちを準備する。それが教会共同体の一員としてのせめてもの優しさと愛情だと思う。無償でここまでやれるのはこの気持があるからだろう。今までもきっとこうやって先輩たちからして頂いていたのだろう。遺族に成らなければわからないことがたくさんある。教会の責任者にならなければわからなかったこともあった。無償でなければやり続けられないこともある。こころの持つ力を想う。