とりあえず内科

空からの手紙

 薬をもらいにゆく。よく働いたなあと思う。4月は新しく夜の授業がスタートした分厳しくなった。週日の半分が帰宅が深夜になり日曜日も教会とGSと研修で見事に休日がなくなり緊張が緩む時が極端になくなった。それでもコントロールできると思った。ゆるやかに体を慣らしていこうと思う。焦らないこと。ゆるゆると歩もう。ここから学ぶことがきっとある。ここからしか見えない風景がきっとある。いくつになってもひとは学べるし、人と新しい関係を築いてゆくこともできる。新しい一日が与えられる、心の窓を開くことだってできる。そう思う。朽ち果てる明日は避けても逃げてもやがて確実に来る。その時まで与えられている時間を愛おしむ。死の瞬間を恐れていても恐れなくても来るのだもの。死の影に怯えてエンドラインを引くことだけが人生の歩き方ではない。