何とかキャンプ訓練も終わり

つるべ落しの際の太陽

 日常の業務に戻った。疲れが残っているのは判る。自分が頼りないと感じたりもした。回復しないなあと思いつつも今出来ることは何かと思う。苦しいわけではない。自分らしいかかわりをしたいと願うだけ。
 若い人とは違うよさがあるはず。自分らしいかかわりを考える。
日常業務は淡々と進む。人様の人生に関わる仕事をしていると、時々無性に一人っきりになりたくなる。誰が自分を攻撃するわけでもないのに自分がぼろぼろになっていくような気持ちを抱える。きっと出会った人の痛みを引き受けているのだろうな。引きずることはないがその痛みの部分は余韻として残るのだろう。これは私がただの人間であるから当然起こることだ。この荷卸をどこですればよいのか。 
 家庭の中に持ち込むことは出来ないし、家族はこのこととは関係のない存在だ。じっとわが身のうちに抱えて静かに眠らせる。