遅れる

夏空・・・暑くなりそう

 時間と場所をきちんと示しているにもかかわらず、遅れてくる人がいる。車で現地に直接行きますといいながら、バスに乗ってくる人がいる。人数に限りがあることを考えないらしい。まあ何とか時間に全員乗車できたのは幸いだった。毎回いろんな集まりの引率をするが、成人のいい加減さにはげんなりする。「待っていてくれる」「自分ひとりくらい増えても何とかなる」いったいこの根拠のない自信は何かと思う。
 もっと社会性をもって行動して欲しいと思う。世の中は自分を特別大事にしてくれるわけでもなく、特別切り捨てもしない。ただお互いの約束どおりに動いていくだけだということを、きちんと考えてください。と思う。これは退職後の男性にも言える。たとえ現職の時は、トップでボス待遇であっても、退職してしまえばあなたもただの一人のおじさん。誰もあなたの場所を特別確保しておいてはくれないのだ。自分の場所は確保されているだろうと思うことがどんなに滑稽か、なぜ気がつかないのだろうか。
 ともかくこの人々を見ていると、この人たちに振り回されているであろう家族や友人や職場の人間たちを連想してしまう。決して問題児ばかりの集団ではないのにな。むしろ、皆さん社会貢献を志している人たちなのにな。個人のレベルに戻るとなぜか自分のペースでしか物事を考えられなくなるらしい。これが増幅すると、海外ツアーで顰蹙を買うことになって行くのかな。