伝統工芸展

かつて雑誌記者時代に取材した作家の作品を見つけた。あれからすでに半世紀たってまた出会う機会があったのは嬉しい限り。精進なさったのだなあと・・その他懐かしい名前にめぐり合った。あのころ私は怖い物知らずでこれと思ったらどこまでも突き進んでいった。すでに取材させてくださった方の多くはこの世にはいない。ただ作品は別の命を生きている。そして師の技術もまた弟子に引き継がれて新たな作品として生きている。自分がかつて胸震わせてめぐり合った時間がふっと香りを残して行ったような感じ・・