明日はグリーフケアの日

 余計なことは何も考えないで、静かにそこにいようと思う。そして必要と思ったことを果たしてゆこう。周りにいろいろな圧力を感じるようになって、私自身そこにいることが苦しいと感じるようになってきている。組織の思惑や、マスコミとの関わり、組織同士の力関係など、本来のケアとは関係の無いざわざわしたものが大きくなってきていると思う。何かをしようと思って動き始めて、そこに少し結果めいたものが見えてきたとき、いろんな気持ちが交錯する。たとえ善意で始まったものであっても、結果が見えてくると、形を整えたくなってくる。だんだん最初の気持ちがぼやけて、何か変化したものになってゆく。それを名誉欲と呼ぶのは悲しいが、成果を見せなければと追い立てられるような気持ちはやりきれない。今、私が関わっている組織活動がまったくどうにもならないと思っているのではないけれど、なんとも言葉にしにくい空気があることは確か。もう少し成長を見守って、自分の役割を果たしたら、やめようと思う。そして本来の自分自身の仕事に戻ろう。