いつもは目が回るような速さで過ぎてゆくのに

夕陽に雲が光る

 なぜか日の進み方が遅い。いらいらするほど遅い。受験に苛ついているのかもしれない。これって受験生心理では?私は親だし・・・ここは冷静にならねば。と思い至り。たまり込んだ新聞の山を崩し始めた。結構面白い記事があっていまさらのようにこれをごみに捨てなくてよかったと思った。始めてしまうとやめられない。一日たらたらとかかってしまった。11月からの記録。なんというか、これだけの新聞を通してみると、改めて見えてくるものがある。私たちはたったこれだけの時間でさえ先が読めず、迷走しているではないか。これを一年、二年と通して読み込んだら、きっと今見ているものだけではないものが見えてくるのではないだろうか。特に世相に関してそう思った。改めてメディアに振り回されず、自分の感覚を大切にしたいと思った。そのためにはグローバルな視点を保ち、なおかつきちんと自分が寄って立つものを持っていなければ見失う視点だろうと思った。