今年の仕事納め

あれ、どこ? 上だよ上!

この一年は、怒涛のような一年だった。後悔はしていない。まだ自分にできることが残っているならば、少しずつ片付けてゆきたい。遣り残すことは必ずある。何もかも成し遂げて終了するなんて人間にはできすぎた話だ。人は誰しも何がしかの未完の物語を残してゆく。その残りのページはその人の人生の中では終結できない定めなのだ。それは人間には自分の終わりのときを予見することはできないから。明日を待ち望み、その足取りのまま、扉を開いて旅立ってゆく。それは、とてもよいことだ。