朝8時

キッチンの窓

SV担当する。11時まで。気付いたことを指摘するだけではバイジーは自分の気付きにはならない。しかられたとしか感じないから、萎縮するだけだ。そこを何とかその人本来の心の場所で緊張せずにお互いの感じたことを話し合えたら、その中からその人の感性に訴えかけ、その人自身の気付きに繋げることが出来ると思う。じっくりと相手の気持ちに寄り添いながら気付きを待つ。20年のベテランだが、いままでこんな風にスーパーバイズを受けたことがなかったと、なみだをこぼされた。どんなにか緊張してこの場に臨んでおられたかを思うと胸が痛む。共に成長しあう場所がSVなのに。約一時間のなかでその方の全てに触れることは出来ないが本人が課題とされていたところに触れることは出来たようだ。しみじみと「楽しい時間だった。あなたに出会えてよかった」といってくださったことが嬉しい。バイザーとバイジーの関わりかたのむずかしさも思った。むしろ関係を作りながらの作業であることをお互いに理解することの確認が大切だと思うのだが。私がそう思っていても他のお偉い先生方はそうは思わないだろうなと思う。


保守