学び

細々と援助者心理を研究し続けている。この分野は今後もっと一般化され必要とされると思う。援助するものが二次被害にあいPTSDに襲われるケースが増えてきているからだ。宗教的土台をしっかりと持っている人と個人的な人間愛を支えにしている方では微妙にタフさが異なり、その援助の仕方も異なる。ボランテイアがボランテイアとして泥沼に入って自滅してゆく姿を見ているのは辛い。評価され其処から自らの生きる力を求めている人は崩れが始まるともろい。お布施の感覚を持っている人、神から与えられたのだから神に返してゆくという感覚の人は何処か評価とか賛辞からは超越したところに身を置いて確かな歩みをなさる。人間に評価を求めることが何故こんなにも気持ちを揺らし頼りなくするのか。不確かなものに土台を置かないようにするためにはどうしたらよいのか。まだまだ私の学びは先が見えない。