ゆったりと生きようではないか

 今日も仕事の帰りに遺族サポートの資料を集めに本屋に寄った。この頃自死遺族がらみの本が立て続けに出版されている。結論から言えば教授が手を引き実質私の背中にのしかかってきた。ターミナルケアをやり続けてきた手前『私出来ませんです』と手を引けはしない。乗りかかった船だ漕げるだけ漕いで一緒に旅に出ようと思った。勿論私一人で船頭をするわけではないのでそれは心配ないが、関わり続ける覚悟は必要だ。
 ゆったり生きようではないか。生きていこうではないか。旅立ったものを胸に抱えて時の雫をたどっていこうよ。