仕事

カテドラル十字架

親分は年末関係なく仕事で明日の昼まで戻れない。姫は年末も塾の特別講座で朝から出かけた。私はこの大切な一人の時間に何とか日ごろ手の出ない主婦の分野に励もうと思ってはいるが、まずは洗濯と、重曹1kg片手にお掃除をする。すでに手はひび割れが出来て絆創膏のテーピングのお世話になっている。まるで中学校時代のバレー部のようだ。買い物はする気もなく冷凍庫、冷蔵庫の在庫整理を心がける。今年はおせち料理も作らないし特別の物を作ることもしない。何だか気が抜けてしまって張り切る気力が出ないのだ。働きすぎたのかもしれないし、心の重石が外れてしまったのかもしれない。
 今年3箇所のボランテイア活動と自分の仕事と大学院に時間を割り振りしてきた。何もかも出来ないのはわかっていたから自分の中に優先順位をつけたはずだった。一番先に家事が抜けてしまったように思う。家族の怪我入院があってそのために時間の大半を持っていかれてしまったのが年の後半だったのが堪えた。計画の半分が未消化のまま新年を迎えようとしているのはいかんともしがたい。この現実が重たい。しかし今は主婦である。そしてちょっぴり学生でもある。勉強したい。研究に取り組みたい。何のために苦労して学校に行っているんだと思う・・・思うけど現実は厳しい。