社宅の警報機

このところ色々事件が起こっているからか、イキナリ社宅の非常ベルの点検が行われた。一応玄関までは検査員が立ち入るわけで丁寧にお掃除した。
 今日は朝一で訪問が入っているので私は朝ごはんを食べる暇もなくお掃除をして出かけてた。今日訪問するお宅では、先々週から行方不明で捜索願の出ている息子さんが見つかったかどうかも心配だった。行ってみたら、彼は見つかったとの事で一安心だった。
 なんと雨の中を彼はお母さんを訪ねてきたらしいが、お母さんは通院中で鍵が掛かっていて入れず、近所の顔見知りのお店で保護されていたらしい。25日に発見され無事帰るべきところに帰ったとの事。最悪の事態を心配していただけに体中から力が抜けた。先ずはよかった。他人事と切り捨てられない。

仕事を手際よくこなし(?)て午前中の社宅の警報機検査に立ち会わなければならないので大急ぎで戻った。玄関を開けて水一杯飲んだところで一軒ずつ検査が始まった。滑り込みセーフ。
 ベルはきちんと作動した。しかしその音を聞きながら、余所のお宅から漏れてくる音も聞きながら、一体こんなかわいらしい警報音で身を守れるのだろうかと寧ろ不安を感じた。なんてこった。私を襲うこの打ち倒れてしまいたいくらいの眠気・・・・