朝一番の贈り物

目をさました親分が子供のようにうきうきしている。なんでかと思ったら昨夜来の雪であたり一面真っ白で、余りにキレイで嬉しいらしい。彼は、写真を撮るべくわくわくしてさっさと着替えて外に飛び出していった。ここいらあたりの感性は少年時代から一向に変化しない。もしかしたら人は少年時代、少女時代を心にとどめているから、一緒に居られるのかもしれない。脊椎反射で生きていたあの頃の揺さぶられるような一瞬の共感に言葉や理屈は要らない。コレが朝一番の贈り物だった。それから書き足した分の年賀状とカメラを引っつかんで萩の大通り→薬師堂→榴ヶ岡→卸町→バイパス→郵便局と巡る。仙台は通りごとに並木が有って改めて美しい樹木の街だと感じる。雪国の方には珍しくもなんとも無い写真だけれど少しアップしてみます。


薬師堂

卸町