此処まで一文字も

路肩のやぶ

書かなかったことってない。かけなかった。気持ちが集中できなかった。
いまだかつてここまで文字を書かずにエンカウンターを迎えようとしていることはない。今日から20本分の原稿を書く。今まで煮詰めてきたものを一気に出す。私は多筆だから、一気に書きまくって半分以下に削り落とす。というわけで此処はmemo程度か息抜きかになるかもしれません。ごめんなさい。
 子供3人が書いている小説が、余りに面白くてつい読み耽ってしまった。なぞめいた設定で冒険物なのかSFなのかファンタジーなのかジャンルが分からないが、猛烈に面白い。時々子供たちが、既にはるかに遠く其の能力を伸ばしている事に唖然とする事がある。親もそれなりに深みを増してゆかなければ、彼らとの会話に付いていけそうもない。
 子供が手の中にいる期間は短いのだと思いしる。何時か子供たちが開いてあっけにとられるような私らしい世界を作り上げておきたいものだ。こっそりとね。そんな時間が欲しい。