姫様ダウン

mugisan2005-10-01

いまどきの学校は休むと置いて行かれるので具合が悪くてもなかなか休む事が出来ない。姫も昨日登校したがまだ風邪が進行中で、今日は授業参観日だがとても登校できそうにもない。発熱37度以上、咳等他者にうつす恐れのある症状のときは休ませてくださいとのこと。本人が登校困難かどうかよりも、うつさないでくれということらしい。多少具合が悪くても授業の遅れを気にして送り迎え付きで子供を出す親も少なくない。子供よりも親のほうの不安が強く、結果として子供を追い込んでしまう。親の世代の受験教育が子供の中に闇を作っている。もっとあっけらかんと子育てを楽しみたい。具合が悪ければ良くなるまで学校を休む。休んで遅れた分は覚悟して取り戻す。そう決めてしまえば子供も親も安心して養生できる。身体あっての人生だもの。コレは仕事人間に声を大にして叫びたい。どんなに仕事をこなしても生きていなかったら何にもならないではないか。仕事なんて、われわれが居ようが居まいが滞りなく処理されてゆくものだ。何が大事かって命が一番大事だ。コイツがなくなったら話にならん。全ては命の上に乗っかっているから。給料を稼いでくる事も大切だけれど、死んでしまったらそれさえもなくなるんだよ。と、かつてかなりきつい口調で夫に迫った。彼は静かに『今なら生命保険金がついてます』といった。彼のほうが、一枚上手だ。仕事が大変なのではなく、仕事を通しての人間関係のもつれが大変なのだと思う。自分の遅れが他者に負担を掛ける事への後ろめたさ。チームワークは末端に行くほど締め付けも負担も厳しくなる。江戸時代の5人組制度から本質は変化していないと思うよ。