連休てなんだっけ

 てなワケでハイ明日からフルタイムです。私が、のんびりすごせたわけでもなく、かといって何かイベントがあったわけでもなく、いつもの日々のようにワサワサと人々の悲しみや苦しさが手をつないで私の生活に中を過ぎてゆきました。人は心細くなると、人のぬくもりにしがみつきたくなるようです。私もしがみつく手が欲しいとフット思うことがあります。誰も居ないので自分で自分の手を握り締めます。このあわせた手の中に神様がそっと手を差し入れてくださったような暖かさを感じて・・・
 今夜も入れ変わり立ち変わり、沢山のお話を聞きました。神様が一人一人の心に、ふわりと触れてくださったような気がしています。その中の一人の方が「死ぬ事って、生きる事より難しかったです」と言っていました。ああ生きてよかったねえと心の底から思いました。今は辛くても何時かこの時を過ぎれば「ああ、生きていて良かった」と心から思える日が来ると思うのです。何回もそんな思いを繰り返して人は成長してゆくし鍛えられてゆきます。 昔は、そんな自分の人生を語ってくれる身近な隣人が居たのですが、今私たちはそんな自分の歴史を語ってくれる先達を持ちません。年齢を超え世代を超えて生き抜いてきた知恵を語り継いでいくすべをどうやら私たちは失ってしまったようです。だから自分の苦労がとんでもなく大事に思え、かつて同じようなことを体験してサバイバルした人がいたなんて考えもしない。世界中で自分が一番不幸だと思ってしまう。そんなことは無いのに。