今日も暑いのかな

寒ければ寒いと文句をいい。暑くなれば暑いとつぶやく。おかれた場所に喜びよりも不満を見つけるのは、あまり良い生き方をしていないからだなと思う。自戒。
 今日も哲学の森をさまよい、資料をまとめよう。近代に近づくにつれて、言語理解がすっとできるのはナゼなのだろう。実存主義にたどり着いたとたん、何が言いたいのかがすっと入ってくる。キルケゴールは初見が13歳だったのでもう顔見知りの隣のおじさんみたいな懐かしさ。今思えばなんて早熟ながきだったのだろうか。県立図書館が中学生からは大人の部屋の本も借りられるので児童図書館を卒業して、喜び勇んで大人に混じって借りまくった。ショウペンハウエル、ガブリエル・マルセルキルケゴールサルトル。なんて懐かしいんだろうか。それにしても哲学用語というものはなんと粘っこくて暑苦しいのだろうか。こんな人と争いたくない。いちいちその言葉の示している物の本質と矛盾を指摘されて先には進まないだろう。暑苦しそうだ。考えただけでも。