いやああん  てな暑さだった

先日盛岡に行ったときも、仙台は肌寒くて私は長袖の上にカーディガンを羽織っていったのですが、向こうは真夏日でくらくらするような暑さでした。今度はそんなことはあるまいと高をくくって行ったのが大間違いでした。まあ秋田は仙台よりは涼しいだろうなどと思ったけど、日本海側だったんだよなあ。天気予報がイマイチ不親切。暑いではありませんか。くらくらするほどに。あまりの暑さに、写真を撮る元気もなく、いたしかたなくこま猫の写真はお預けです。コマ猫の作者は、石造彫刻家でありました。作者は千葉さんという方でご自分の玄関に置いてあったものを寄贈なさったとか、すでに物故者でありました。あわよくば小さいものを一匹せしめて来ような度と思ったのですが、残念でした。エンカウンターはそれぞれのなかの変化なのでファシリテーターがとやかく言うことはできませんが、立ち会っていると、他の人の姿に過去の自分の姿を発見して、乗り越えられなかったものを、改めて見つめる事ができた人もいて、感慨深いものがありました。詳しいことは守秘なのでいえないのですが、心の闇を抜けるためには、ともに闇に身を沈めてくれる同行者がいて、その人がとびらの取っ手を握っていて、少しだけ明けてくれると思い切ってノブを回す事ができるのだと、身の近くで立ち合わせていただきました。
 金曜日の深夜に現場について日曜日の深夜に戻りました。親分は今夜は仕事で戻れず。私も朝一番で午前中は仕事でした。身体はヘロヘロですが、ココロの方は安定しているようです。自分を守る事は自分でするしかないので、時々林を抜けてくる風に吹かれてみたり、親分が裏手の林から熊いちごや桑のみを取ってきてくれたのでつまんで食べたりしてリラックスをしました。五感に訴えるとストレートにラビリンスを巡ることが出来て原風景に辿り着くことが出来ます。自分が一番落ち着く自分なりの迷宮は必要なものです。心を彷徨わせながら原風景をたどってゆくと、心のざわつきが取れてゆきます。とても有効なのでオススメします。