2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆらゆら

きっちりと何事も計画通りに行くことが良いこととは限らない。ゆるゆると起こってくる出来事を抱え込んで、本筋は守りながら道筋を楽しむほうが豊かな感じがする。道草を食うことが贅沢なことだとわかったのは、大人になってから。それまでは自分のやらなけ…

輝く

春が人々に希望を与えるのは芽吹きの季節である前に、まず光の果たす役割があるのだと思う。雪の降りしきるとき、自分を取り巻く世界は、上も下もわからない白い渦のようになる。天と地の境目がわからなくなる。そんな不安な風景の中に立っているとき、天の…

あきらめてきたこと

子供時代に夢を見て、少しづつそれが現実の中で小さくなるか、あきらめるかして、そのうちもう見えなくなってしまって、もう思いのかけらもなくなってしまう。それが大人になることだとしたら悲しいなと思う。人生は予定通りには運ばないし、思いもかけない…

個展をするってどうよ

自分の好きな絵を描いて個展をするのは楽しいと思った。ある程度書き溜めて、小さな作品を見ていただくのもいいかもしれないなと思った。姫のように大きな作品を書く時間も体力もないだろうけれど、小品ならかけるかもしれないなと思い、姫とやってみるのも…

春三月

明日、姫のグループ展の搬入がある。今日はアトリエで絵の額装と梱包をした。いつの間にかこんなに一人で何もかもできるようになったのだろうかと思った。遅い昼食を食べに、行きつけのパスタ屋に行ったらしまっていて、アーケードを通って食べ物屋を探した…