サイコロジカル・ファーストエイド

 阪神大震災後何度も聴いた単語だったが、緊急にNPOで研修をすることになった。心のケアに携わる人たちの最低限の心得を英文のテキストで示されて読んでこいといわれた。兵庫で出しているテキストがあるのになと思いつつ読む。
 講師は英語を使用するみたいだな。どうなることやら・・・・今回は訓練関係者のみ受講。人数制限があるからということで申し込んだら休めない。実習がほとんどなので疲れそう。22日〜23日。日曜日はテンダーフットの入団式があるからその準備もしたい。瞬く間にまたイソガシモードになりつつある。きちんとスケジュールを調整しながらやろう。しばらく英語を聞いていないから聞き取りが不安。

 個人のお庭にある大きな桜の木。毎年美しい花をつけて道行く人を幸せな気分にしてくれる。都市計画の道路予定にかかっていて、このままだと切られてしまう。道向かいの国立医療センター病院に移植するのはいかがという話もあるようだが、こんな大きな木を移植できるのだろうか。道路工事でこんな美しい樹木を失うのは哀しいな。たわわに咲いて、花びらはまるで空に薄紅色の雪のように舞い散る。いつ花が咲くかなと楽しみに待ってもいた。

  
病院の患者さんも、看病の方たちも、職員も、私たち通りすがりの者も、みな春になるとこの木に慰められた。


こんな悲惨な災害があった春だからよけいに、変わらない姿がいとおしいと思う。


娘さんの記念樹だという。