2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この思いが届きますように

あなたがそこにいるかのように 私たちは、風のゆくへを見つめています。 光がこの世界中に満ちてゆく中で 旅立っていったあなたを もう一度 もう一度 ああもう一度 呼び戻し、抱きしめたい 私たちは いまなお、あなたに呼びかけるこの愚かさを いつか、会え…

5月は聖母の月

5月は聖母を記念する月。特別にロザリオの祈りをする人も多い。この月は木々が芽を吹き、緑が萌えるから命の始まりと、育ってゆく喜びに満ち溢れている。だからかもしれないが、この月に旅立っていった命の記憶はいつも悲しみの色合いが濃い。世界が生きて…

夜にケース一件

働いている人のために、夜の時間をカウンセリングにあてている。なかなかお互いのスケジュールが難しくて、きっちりと予定が組めないこともあるが、それでもきちんと向き合うことができると、薬を飲まなくても眠ることができるようになった。人は人の存在を…

スイッチオン

休み明けにきちんと仕事が始められるか、ちょっと不安があった。気が緩むとか、タイミングがずれるとかなんとなく流れが止まった自分の気持ちを、スムーズに流してゆきたい。 施設を強制退去になった人がいるからその人の入居施設を関係者が必死で探している…

風は良く吹き

空は高く、凧は五月に亡くなった三人の家族のために空を舞った。三つのたこが高く高く空に吸い込まれてゆくとき、心が穏やかになってゆくのを感じた。来年この凧はどこの空を舞うことだろうか。

天に向かって手紙を出そう・・今年も又

あの子が旅立ってから、毎年旅立ちの日近くになると、集まれる家族だけで、凧を揚げてきた。今年も又その日が来た。たとえ冥籍を超えてしまっていても、家族だったこと、今も心の中に共にあることに変わりはない。寂しいとか切ないとか、苦しいとか、さまざ…

昨日は久しぶりに

家庭のための仕事をした。家をかたずけて、洗濯をして、食事を作って、買い物をしてなんと言う事の無い筈のことを楽しいと感じた 。 時間に追われて暮らすことがもたらす心と体の負担を日ごろは気づかない。むしろ感じないように仕事のタイミングを読みなが…

この土地に住むのもあと一年かも

親分が関係のある人たちに、転居しますと話した。いろいろな人から「いかないで」と言われてびっくりした。私たちはいずれはここからどこかへ行かなければならないのだと始めからわかっていたはずなのに、いざ別れが見えてきたら、何となく「ええ・・本当だ…

この木が切られる?

豊かな桜の花を咲かせてくれる木が切られてしまうのは、悲しい。仕方がないことと分っていても、道路工事のためだとわかっていても、無残な思いがする。 この桜の木にはずいぶん慰められた。ただ通りすがりに見上げるだけだけれど、この木に出会った時は、誰…

なんてきれいな緑だろうか

この春の光はとても強い。はっぱの一枚一枚が、精いっぱい光に向かって体を伸ばしているようだ。その一枚になって私も精一杯自分お体を伸ばす。いつの間にか肩を落とし、背を丸めて下を向いている私。いつからこんな受け身の姿で生きるようになったのだろう…

今日は午前は会議。午後は自死遺族支援

淡々と、心を込めて今日を過ごそうと思う。

杜の都

確かにこの街は木が多いと思う。車で気に沿ってどこまで行けるのかは知ってみたことがあった。あまりにも遠くまで走ってしまうことに気が付いて途中で断念した。始めたときは軽い気持ちだったのに、だんだん走り進むにつれて、これは県境まで行ってしまうね…

午前午後とケース

今日は連休前で銀行は駐車場に入るために車が行列する。中に入っても待ち時間が38分という具合でくたびれてしまった。報告書は昨日のうちに作っていたけれど、それを事務方に届けなければならないが。もう時間も時間だからと郵送に切り替えた。その後、今…