2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

この言葉はなんてやさしいんだろう

今日一日、なんとか重い荷を背に負って仕事をして夕暮になった。今日やりきれなかったことがあったにしても、少なくとも今日この日を精いっぱいに生きたことは事実だ。ならばよいではないか。明日がもし与えられたなら、明日は明日の荷を背負って一生懸命働…

いきなり日差しがあつい

なんだか季節が飛び越していくような気分。自分では何もできないけれど、そこにいて見守っていることはできる。今日は教会総会の日。誰が何を言ってもお構いなく自由に発言できる空気がこの教会にはある。それを、自由度が高いと評価するのか、不寛容な幼児…

身軽になろうと思う

何を捨てれば、今の自分がやろうとしていることの質を上げることができるのか。真剣に考えた。自分の力の限界は体力と時間が大きな決定素材となる。自分がやりたいことだけではなく、残り時間をいかにして役に立つ形にできるのか。二つの役職を降りた。失っ…

毎日毎日

生活の困難さを訴える人たちの話を聞いている。人生は不公平なのか。人の運命はあらかじめどうにもならないものなのか。きめられているままに人は定めを生きねばならないのか。これではあんまりにも希望がないではないか。 その訴えの中に、埋もれてしまいそ…

今ほしいもの

スムージーを作る道具がほしいな。ミキサーで作って飲めばよいのだけれど、重いんだよねあの機械が。手首が痛いからなるべく軽いものを使いたい。なんだか道具にばかり目が行くこの姿勢は自分の親たちがいろいろ便利グッズに手を出していた姿と重なって少々…

私の仕事

一口に生活困難者といっても、いろいろな困難がある。物理的にお金がない、身体能力がない、知的能力がない、精神障害があるなどなど様々な事情がある。その中で個人の努力で何とかなるものは本当に少ないと感じる。これ以上この人が何を努力すれば生きるこ…

今日は息子が旅立った日です

彼が旅立ってから ずいぶん 長い時間が過ぎていった。 あの日からの 孤独な長い時間が 私の中に 一本の水路となって流れている悲しむものから悲しむものへ 悼むものから悼むものへと 胸深く静かに流れゆく水の姿私の悲しみを私の中に閉じ込めることはできな…

この日が来た

毎年のことだけれど あの子が旅立ったこの日の夜から明日の明け方までの時間は 私の中に生きているでもなく いまだ死んでいるわけでもない不思議な感覚をもたらす 私は闇の中に 光の道を見つけて この日この時間だけ 現実と非現実の両方に身を置く 幼かった…

忘れないからね

私は忘れない 命と出会い 命をはぐくみ 命を見送ったあの時間のことを 忘れることを恐れる気持ちが強く私を生きる道へと押し出す 生きなければと思う 自分のために生きなければならないと思う

寝込んでおりました

疲れ果てまして、寝込んでおりましたその間いろいろと整理いたしまして、少し身軽になって戻ってきました。自分一人のことならばやめようと決意すればそれでよいければ組織の役割を降りることは簡単にはいかない。 私はどこに行くのだろうか。身勝手ではない…

聞こえるかな

もう聞こえないのかもしれないと思いながら 君の名前を読んでみた。私がここにいることを 君は気づいてくれるだろうか私のそばにいてほしい 見えなくてもいい 触れなくてもいい 応えてくれなくてもいいただ 私のそばにいてほしい 少年のまま旅立っていった息…

光の中に

君は思い出すことができるだろうか はるか遠くへ旅立っていった君に こんなことを聞くのはおかしなことかもしれない 母さんが いつまでもあの日々の君の姿を探し続けていることを 君は悲しく見つめているのだろうか時計の針が何万回あの時刻を指しても もう…

五月は悲しい月だ。家族が亡くなった月。あの一瞬の嵐のような痛みが生々しくよみがえってくる月。妹がなくなって一年がたった。どんな思いを抱えて旅立っていったのだろうか。深く深く悲しみに向き合うことの多い月だ。季節が美しいだけに現実が痛い。 いつ…