親分が昼食をとりに戻ってくる可能性があるので今日は二人分の昼食を用意する。暑いのでつめたい麺類を考える。わんこそばのように薬味を沢山用意してそうめんをいただいた。午後は猫ばあちゃんのおうち。子猫の様子を聞いていろいろ思い出したらしくほっと…

今まで担当していた方が入院なさったので、金曜日の午前中が自由になった。これも一時のことで又そのうちふさがってしまうのだが、とりあえず今日の午前中は私のための時間が生まれた。今、私の課題は「私自身の中にある悲しみの整理」をどうしてゆこうかと…

あまりの暑さにハンドルがもてなかった。軍手をはめてハンドルを持つ。汗が噴出す。こうやって行きつ戻りつしながら季節は進んでゆく。季節のめぐりを今更のように確認する。自分の中に老いの影を感じ取ってぎくりとする。もうすぐ年齢も一区切り。悔いの無…

無性に汽車に乗りたくなる。どこかいきたいところがあるわけではない。ただ、ここから遠くへ行きたいだけなのだ。逃げるのだろうか。逃げ出すわけではない。自分を確認するために、日常を少し黙らせたいのだ。波立つ心を静めたいだけなのだ。一人になるもよ…

参加者の方に「先月あんまり具合が悪そうだったから心配できてみたの」といわれてしまった。こんな私を心配してくれる人が居ると思ったら泣けてきた。穏やかに時間が流れていく。人はそれぞれの思いを重ねて立ち直ってゆくのだなあ。悲しみを抱えても歩いて…

うっすらと曇り空の下を重い鞄を持って急ぎ足で歩く。木の葉が舞い行き交う人もいつの間にか長袖を着ている。季節の変わり目はいつも不意にやってくる。気がつけば秋ど真ん中。夏の名残りの気配がまだ空気の中にあるのに、空の色ももう秋。人生もこうやって…

某誌に掲載された私の書いたものに関して遺族が連絡してきた。

蛙ちゃんと大将の大改造の結果、ダンボールハウスは素敵な子猫のプレイハウスに変身した。あまり子猫が人を怖がるので目隠しと安心のためにケージをくるんでいたダンボールを一箇所を残して撤去し、その代わりに目に邪魔にならない柵と同じ色の色のネットを…

先日受けた検診の結果が出た。思った通りの結果でショックも、驚きもない。ただ私はそう長い時間を持っているとは思えないなと感じた。原因はストレスだと分かってはいるが、今の環境でストレスをなくすことも減らすことも不可能だと思う。食事や運動など日…

猫を連れてゆくことが無理。受け入れてくれる場所がない。はじめから我が家で背負うことが出来ないのだとわかっていたにもかかわらず、何とかならないかと二本立てで家探しをしている。姫のためにソウルメイトが必要なのはわかっているから、何とかできるも…

あまりの具合の悪さにまた寝てしまう。親分は物凄いスピードで物件の資料を作っている。なかなかよいものが見当たらず焦りが出てしまう。とりあえず私の留守中に家族が見て候補に上げた物件を私も見に行くことにする。いろいろ気になるところがあり、再度大…

心の中に不自由感がある。開放されたがっている何か。怒りなのか、絶望なのか、それとももっとおおらかで暖かな何かなのか。開放した時、私の中に何が残るのかが怖くてふたをしているような感じがする。 クライエントからかメール多数。満月のなせる業か・・…

学会の帰りはどしゃぶりの雨になった。仙台までＳ氏のワゴン車に乗せてもらう。助かった。仙台駅前でおろしてもらい、今度は親分に迎えを頼む。もう夕食を準備する気力ないので蛙ちゃんと大将と姫と親二人でおすしを食べに行く。何を食べても味が分からない…

久し振りにコラージュに取り組む。心に起こることを隠そうとしても取り繕うとしても出てきてしまう。私の作品は果てしない空と雲。足元には暗い森。中空に風の又三郎の小さな銅像がマントを翻してて飛んでゆく後姿。絵の上部に斑蝶が大きく羽を広げて一羽舞…

ひたすら家探しをしている。今、自分で独立して暮らしている大将もメンバーに家族の見直しをしてみたいと思う。親分がこれから何をどのようにして行くのかは分からないが、姫の高校と大学を視野に入れて残っている時間を大切に暮らすために。 「家」が私にと…

私たちの研究発表はグループ研究なので代表者を立てる。私は学会全体のタイムキーパーを務めた。会場が暗くなるのでＰＣとプロジェクターはもはや発表の必須アイテム。それぞれの発表者からメモリースティックを預かり一台のＰＣにまとめる作業。発表者の中…

東北本線に乗って松島に向かう。松島駅についたらどうやってホテルに向かうかぼんやり考えている。私は何とかならなかったことがないので多分大丈夫。キオスクでおにぎりを二個と水を一本買う。ホームで顔見知りに会う。彼女が頼んでいた車が迎えに来ていた…

親猫の避妊手術を何とか段取りを付けて実行できそうだ。もし上手くいけば今後おばあちゃんは子猫の命を葬らなくてもすむ。私たちもいつ栄養失調で救急車を呼ぶかという騒ぎを恐れなくてもすむ。何とかここまでこぎつけられてよかったと思う。さては…我が家で…

夜来の雨がいつの間にか上がって今日も予報では暑くなるそうな。頑張ろう。今夜から二泊三日で学会。私は明日の朝早くから参加することになる。明日は親分が戻れないのでかえるちゃんを頼む。後半年でこんな生活も終わる。その先に何が広がっていくのか、ま…

今日はしとしとと雨が降っています。子猫たちはいまだにふうふう言うしつめを出すけれどこちらが扱い方を飲み込んだのでだいぶ楽になりました。朝一番にトイレの掃除と水・えさ・健康チェックが仕事として増えました。真っ黒ネリリははしっこくて真上にぴょ…

行きつけのケーキ屋に行って唖然。しばらく行かないうちに売り場のケーキが半分になっている。いつでもホールのケーキが買えるので愛用していたのに、二種類しかない。しかも4号サイズのみ。これはつぶれるねと思った。プレートとろうそくを頼んで仕事の帰り…

ままを呼んで啼く。最初小さく「みいいぃ」といっているうちはよいがだんだん声が大きくなって最後はよくこんな声が出ると思うくらいの大声だ。とても眠ってなどいられない。致し方ない。慣れるまではこのまま突っ走るしかないのだもの。 姫は今日は午前昼病…

真っ黒のメス猫と白地に薄茶の水玉のオス猫。白地にマッシュルームカットのような柄のハチわれのオス猫、きじ猫はメスだった。盛大に両手を引っかかれ大騒ぎされながらやっと捕獲して連れ帰ってきた。かえるちゃん夫婦が来てくれて二匹を連れて行ってくれた…

射程距離にある旧帝大を目指すか、安全圏内の教育系を目指すか。今教育界がゆれまくっている中で職業として生涯自分を生かすためにはどちらを選ぶか・・・・悩ましい。当面滑り止めの私大は考えないことになった（在京のＷ大は親分の母校なのでちょいと触手…

子猫を引き取りに行くことになった。さて、しばらくは里親をするわけだが、何もかも処分してしまったので猫用品を買ってこなければならぬ。トイレとトイレ砂は何をおいても買ってくる。えさよりも先に。いかに無臭で清潔に過ごすしか頭にない。何しろペット…

いきなり猛烈に忙しい一日だった。朝一番で訪問をこなし、お昼ご飯を家に戻って食べ、二軒目の訪問。家に戻って少し片づけをして学校に三者面談を受けに行く。急いで戻って学会の最終打ち合わせに事務局に行く。家に戻ったらそのままご飯も食べる気力もなく…

研修終了後友人と私は会津を一巡りする。会津といったら白虎隊とくる。目的は姫の進学先の調査。ここには情報分野の単科大学がある。姫がＰＣで絵を作成する分野に進むならば情報デザインを学ぶためにはよい環境である。そう思ってまず町の空気を味わってみ…

円蔵寺の門前の宿に宿泊。女二人、もう40年来の友人。話しても話さなくてもお互いの心の動きが分かる。それぞれがそれなりの重荷を背負って、社会の隅を照らしながらささやかな人生を歩いてきた。その重荷の何がしかを一瞬忘れることが出来るならばこの夜の…

二日目。自分が今出来ること、この先やるべきこと、分かっていても能力的に出来ないこと、だからどうしたらよいのか。などなど・・・答の出ないことであっても考えて方向を定めてゆかねばならないことを討議してゆく。昨日の雨がすっかり上がってフィールド…

夜未にコンサートがあった。独唱とチェロとグラビノーバの演奏。やっぱり「千の風になって」は、耐え難かった。あの歌は出来ることならばご勘弁願いたい。私の心とは遠い感じがする。原作の英文の詩は心に深く染み入るのだが・・・朗々と歌い上げられると違…